令和3年度 会長挨拶

  未来を拓く人づくり
日立市教育研究会長 勝間田 忠彦 

 令和3年度の日立市教育研究会は会員数969名でスタートしました。969名という会員数は県内でも有数の規模を誇っています。本研究会は969名にのぼる教職員が知恵を出し合い、力を合わせ、様々な課題に立ち向かい解決していくこと、自身の資質と能力の向上を図ることを大きな目的としています。  
 さて、昨年度の研究会としての活動は「コロナ禍」のため、多くの活動が縮小または自粛され、本来の活動を十分に行うことができませんでした。新型コロナウィルス感染防止対策と教育研究会として活動の狭間で「それでも出来ることは何か」を模索し続けた1年間でした。
 今年度も、新型コロナウィルス感染防止対策を継続せざるを得ない状況が続いています。このような状況下で、どのように教職員の研修意欲を向上させ、いかにスキルアップを図っていくか。そして研修で得た知識や技術をどのように活かしていくか。大きな課題です。
 学習指導要領前文に「多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにする。」ことと「持続可能な開発のための教育(ESD)」が盛り込まれています。
 将来を担うのは子供たちです。すべての子供たちが夢をもち、様々な社会的課題を自分の問題としてとらえることができ、協働しながら解決を試み、新しい価値観をもち持続可能な社会を実現できること。これからはこのような子供に育てていく必要があります。
 さらにICT 教育機器が急速に発展してきています。従来の教育は、いかに多くの知識を暗記していられるかに重きが置かれました。しかし、タブレットが1人1台となり、知識や情報は、今ではインターネットで誰でも簡単に入手できるようになっています。得られた知識や情報を活用して、「対話的で深い学び」を実現していく必要があります。
 これからの時代に求められる教育を実現していくためには、私たちも「時代に遅れることなく、学び続ける969名の教師集団」であることが大切です。  
 本研究会969名の会員全員がそれぞれの専門分野を中心として研修に励む「学び続ける日立の教師」さらに、日立市教育基本理念である「未来を拓く人づくり」を実現できる教師でありたいと思います。